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湿布薬は70枚まで

医療・制度

診療報酬の改定により4月~医療機関が処方する湿布薬に処方制限がかかることになっています。

今までは特に制限はなかったのですが、

特別な場合を除き1回の処方で70枚を超えて湿布薬を出すと、薬剤料や処方箋料などが算定できなくなっております。

今回の狙いはズバリ湿布薬は必要以上に処方され過ぎだろうと国が判断したためです。

 

湿布薬と侮ることなかれ代表的な湿布薬である久光製薬の「モーラステープ」は全医療用医薬品の売上の11位(2015年度)であり、645億円も売り上げています。

他の売上上位製品は抗がん剤や生活習慣病薬などになりますが、最近になって発売されているいわゆる新薬になっています。

しかし、「モーラステープ」の発売は1988年、28年目を迎える製品でこの売上は脅威的です。

ちなみに久光製薬は総売り上げが約1200億円だそうなので、「モーラステープ」で売上の半分以上を占めていることになります。

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もちろんこれだけ売上げるためには相応の企業努力をしているはずですが、国としては限られた医療費を削減したいので、湿布薬に目をつけたというわけです。

 

このニュースを聞いたとき私は、70枚でも多くないの?、と思ったものですが、

医師に聞いてみると100枚を超えてもらっている人はザラみたいです。

1日2枚ずつ使っても、1か月で60枚くらいにしかならないはずですが・・。

 

久光製薬にとっては一大事の今回の改訂ですが、限られた医療費のことを考えれば致し方ない部分もあると感じています。