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糖尿病性神経障害・疼痛の治療

医療・疾患

以前も更新した、糖尿病性神経障害について取り上げます。

神経障害の成因に関わる薬はキネダックという昔からある薬だけなのですが、

神経障害から起こる疼痛への治療薬は最近選択肢が増えてきております。

通常痛みを訴える患者さんにはボルタレンやロキソニンが処方されますが、

神経障害から起こる疼痛に対しては一時的な効果しか期待できずすぐに痛みやしびれがぶり返してしまいます。

 

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主に第一選択薬で使われているのは以下の3種類です。

①三環系抗うつ薬(トリプタノール、アナフラニールなど)

②サインバルタ

③リリカ

 

①、②については元々抗うつ薬です。

脳に作用して、疼痛を抑制する神経の働きを増強させることで痛みを抑えます。

③リリカは、神経伝達物質を大脳(大脳が痛みを感知しています)に伝達する経路をブロックすることで痛みを抑えます。

この中で製薬会社が力を入れて宣伝しているのが、②サインバルタと③リリカです。

薬価の安い①に対しては収益が上がらないので製薬会社も宣伝はせず、医師の使用頻度も落ちていると思われます。

 

一般的な特徴についてですが、

①安価

②日中の活動を改善

③夜間の睡眠を改善

となります。

 

②サインバルタもしくは③リリカを症状によって使い分けるのが一般的なようです。

たかが、痛みとは言え患者さんの立場に立てばつらいものです。

これらの薬で症状を改善することで、糖尿病の治療もしやすくなるはずです。