読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

重複・相互作用防止加算

医療・制度

このブログでも再三書かせていただいておりますが、国は医療費削減に血眼になっております。

その医療費削減のため、「残薬」つまり患者さんの自宅にある余っている薬を減らすことにも力を入れています。

 

f:id:frontia:20160904234517j:plain

 

血圧やコレステロールなど定期的に薬を飲んでいる患者さんはだいたい1か月に1回病院に行って、薬を処方してもらいます。

処方する側の医師も患者さんが毎日服用していることを前提に4週間分薬を処方することが多いのですが、実際は患者さんは結構飲み忘れることも多いと聞きます。

特に1日3回の薬などはどうしても飲み忘れがちで、自宅に大量に薬が余っている状況になっており、これが医療費の無駄となっているわけです。

 

残薬を減らすための調剤薬局の取組を評価しようと、「重複・相互作用防止加算」が今年の診療報酬改定により20点⇒30点に上がっております。

 

調剤薬局が算定できる点数で、算定のための手順は以下のようになります。

①医師からの処方箋を持ってきた患者さんに、出された薬の残薬があるかを確認

②残薬があると患者さんが答えれば、その分の処方日数を減らしていいかどうか処方し  た医師に確認

③日数を調整して、薬を処方できたら算定(30点)

 

患者さんの薬を一元的に管理して無駄な薬の処方を減らすことは、調剤薬局の本来の役割の一つです。

当たり前のことに点数を付けなくても良いと思うわけですが、

インセンティブを与えることで残薬を減らす取組みのきっかけとなるのは良いことでしょう。