血糖値スパイク①
先日のNHKスペシャルで「血糖値スパイク」のことが紹介されていました。
健診で測定するような空腹時血糖値やHbA1c値が正常であっても、食後の血糖値が異常に高い人が潜んでいること、このような食後血糖値が高い状態が続くことで糖尿病に進展するだけでなく、動脈硬化が進んだり、がんや認知症のリスクにもなることが紹介されていました。
以前のブログでも取り上げていますので、読んでみてください。
http://frontia.hatenablog.com/entry/2016/06/02/002918
以下の赤のグラフが血糖値スパイクを起こしている方です。
ご覧のように食後に血糖値が200mg/dl以上まで上がっている時間帯もあります。
随時血糖値の正常値は140mg/dl以下ですので、すごい上がり方だというのはわかっていただけるかと思います。
このような血糖値スパイクは、太った中年の方に潜んでいるという印象がありますが、20代の若いやせ型の女性でも起こっている人がいるという点が驚きです。
つまりは測定してみないとわからないということです。
病院に行って測るのは一つの方法ですが、普段病院に通っていない人がわざわざ病院に出向くのも抵抗があるでしょうし、保険適応の関係もあるので病院がやってくれるかもわかりません。
かと言って健診では空腹時血糖値しか測定できません。
気になる方は、やはり自前で血糖測定器を購入するしかないようです。
メーカーによって価格差はあるようですが、5000円~10000円程度。
針を指先に指して、微量の血液から血糖値を測定します。
最近の針はかなり細いため、ほとんど痛くないです。
今後の健康のことを考えれば決して高い価格ではないとも思いますが、実際購入するとなると私も2の足を踏んでしまいます。
血圧計のように病院で簡単に測定できればもっと便利なのですが・・・。